さてさて今日は世界遺産でもある
チチェン・イッツァを見てきました。
僕自身大学でアステカ文明について詳しく勉強しました。歴史大嫌いだった僕ですら、アステカ・マヤ文化にはとてつもない興味を憶えたので、見る価値倍増です!
謎と秘密に包まれたチチェン・イッツァについては後ほど記述するが、
まずは最初に訪ねたセノーテ
セノーテは、天然の井戸です。
泉の下層には大規模な鍾乳洞が水没しています。
マヤ人にとっては聖なる泉であり、真水の供給源でもあったそうです。
無数の存在するセノーテの中でも今回訪ねたのは最古だとか。
何でも、神に生け贄を捧げた民族として有名なマヤ人は、雨神チャクへの生け贄としてこの泉に若く美しい処女や財宝をを沈めたとか。
そんな泉にザッポーーン。はい、中央の人物、僕です。
今ではダイビングでも有名な場所。
このように天井から太陽の光が差し込みなんとも神秘的です。
さて、またまたバスに乗ること数十分、チチェン・イッツァに到着です。
おぉ。。。でけぇ。今では接触が禁止になったものの見ればわかる、階段が半端なく急だ。
チチェン・イッツァはマヤ文明の最高神ククルカンを祀るピラミッドで、物体的カレンダーと言われています。物体的カレンダーとはなんじゃらほい?
実は各面の階段は91段。かけることの4(面)は364。最上段の神殿の1段を足すと365になるわけだ。
また1面の階層9段は階段で分断されているので合計18段。これらはマヤ暦の1年(18ヶ月365日)を表す。
さらに 各面の各段には3つの溝が掘られている。最上段のみ溝が二つ。つまり、一面の階段両サイドに26個づつ溝があるわけだ。合計して一面に52個。
これは、ハアブ暦と1年が260日からなるツォルキン暦の2つが重なる(365と260の最小公倍数)52年という特別の年を表す。日本における還暦に当たるたもの。
中でも一番興味深いのは、1年に2回春分、秋分の日に、蛇であるククルカンが姿を現す現象が見られるというのだ。精密に太陽の上り下りの位置が計算され、光と陰により、ピラミッドの北側の階段に巨大な蛇が身をくねらせるかのような幻影がみられるんです!!!
これはすべてすべて計算し尽くされた設計なのだそうだ。
太陽暦の1年をマヤ人は365.2420日と計算していた。現代天文学がコンピュータ
で計算した1年は365.2422日。
天体望遠鏡もないマヤ人はほとんど誤差なく暦を肉眼で観測したのだ。これはすごい!!
その他、ヨーロッパより先に"0”の観念を持っていた、など興味深い事実にあふれている。
ちなみにチチェン・イッツァの最上段の神殿はまさしく 神へ生け贄を捧げる儀式が行われた場所。生け贄の人間の胸をナイフで切り裂き、脈打つままの心臓を取り出し、空へと掲げたのだ。 おぉ。。。怖いけど。他国から見たら 切腹も似たような狂気の世界だよな。。。
ここはピラミッドとなりの球技場。これもまた儀式的スポーツ。2キロほどもあるゴムのボールを、肩、腰、ももなどを使って打つゲーム。優勝チームのキャプテンが生け贄にされるんです。え?じゃぁ、負けようぜ。。。いやいや負け組のキャプテンは殺されるとか。。。ホントかなぁ。。。怖っ まぁ、生け贄にされることは、神に仕えるというとても誇れることだったrしい。
頭蓋骨の彫り絵がいっぱい。
トゥルムよりずっと迫力があり面白かったです。
明日一日で最後。なんしよ。